真夏のお楽しみ 第四弾。
例年ならマダイや青物が20本30本と爆釣モードに突入してもおかしくない時期なのだが
今シーズンはどの船も同じような釣果が続いている。
サワラやタイが人数分程度、ブリやヒラメが船中0〜2匹 といった感じ。
釣れていないわけではないが 本命からのアタリは多くない。
例年は6月半ばころ 蒲生田岬や伊島周辺で始まり
イワシの群れの南下とともに
阿部沖→由岐沖→日和佐沖→大島沖→牟岐沖→ と本隊も南下するものだが
今年は1ヶ月前からずっと伊島周辺の同じエリアで当たっている。
7月の下旬なら日和佐の港の前で釣れだしてもいいようなものだが。
いつものように北上して 阿部沖から。
釣り方は こんな感じ↓
夏の飲ませサビキ(マダイなど) |
海中のイメージ的には こんな感じ↓
<ベイトのイワシの群れとそれを襲う補食魚の動画>
イワシの群れを追うハマチ
今日の海の色はいつもと違って深い… 黒潮の濃紺色。
海水温も高い。
船のまわりには 黒潮の使者
厄介者のペンペンシイラがうようよ。
コイツが船のまわりをうろついている時は要注意。
せっかく獲物が掛かっていても 仕掛けにウルメが付いたまま揚げていると
途中で食いつきバラシにつながる。
ウルメの掛かりはまずまずだけど なかなか本隊がヒットしない。
最初の頃は勝負にならない小型ウルメ(上側)が多かったが
だんだんサイズも大きくなって スーパーウルメ(下から2番目)や
大型のハイパーウルメ(一番下)が付くようになってきた。
いつもの伊島沖へ。
静かだった船上がにわかに活気づいて
メーター近い親サワラや大判ヒラメが揚がってきた。
他の船もタモが出ている。
時合い突入か?
私にもようやくヒット。
小型ではあるが 何とかサワラ。
マキエもしていない素針に良型イサキがヒットしてくるということは
潮が効いているということ。
今日は、いたるところに鳥山ナブラが出ている。
サバが中層でウルメを追いかけ回しているようだ。
本隊のアタリが一服状態になると
毎回恒例のサバ祭り(サバ地獄?)へと突入。
素針に掛かるし
ウルメにも食いつく。
釣っても釣ってもサバばかり…
サバの猛攻を避けるため、みなさんのオモリを60号から80号に変更してもらうが
これだけサバが多いと効果のほどは?である。
昼過ぎても本命はサワラ1匹しか釣っていない。
サバの猛攻をかわして ようやく
小型ではあるが タイ。
毎年恒例 食後のデザート、Kさんの自家製スイカ。
今日のような炎天下の釣りにはうれしい水分補給。
陽も西に傾き、今日はもうこれで終わりかと思っていたら
何の前ぶれもなくラインが走り出した。
全然止まらない止まらない というか 止められない。
ブリが掛かったようだけど
仕掛けは上3本がフロロ7号に太軸針、下3本はフロロ6号にイサキ針10号
走りを止めたら秒殺必至。
しばらく走らせて 疲れさせて取り込むしかないのだが
根に巻かれたら釣り人の負け。
案の定、根に巻かれて万事休す
…かと思いきや
船で前に引っ張ってもらったら 運良く外れた…魚もまだ付いている。
ラッキーにも取り込み成功。
ええとこ掛かってます。
あれれ…
やっぱり針伸ばされていた。
下側の細い方の仕掛けに掛かっていたが よく獲れたものだ。
よい子のみなさんは まねしないように…
せめてフロロ8号 太軸針にしておきましょう。
これであとヒラメ釣ったら飲ませサビキグランドスラム達成だ。
ウルメの魚影はすこぶる濃く バンバン掛かってくるのに
ヒットするのはサバばかり。
水深50m前後で海面から底までウルメだらけ?
動きが悪くなったウルメも何度でも掛け直しできるほど。
最後まで釣れそうな気配がプンプンしていたが
大群なのはウルメとサバだけのようで 本隊はお留守?
そのままタイムアップ。
6人でマダイ6匹、サワラ4匹、ヒラメ1枚、ブリ1匹 サバ 多数…
今年はウルメが多い、多すぎる。
サバも多い、多すぎる。
ハマチ〜メジロが少ない、というより 居ない。
ハマチがウルメの群れを取り囲み、押さえ込んでくれる状況になってくれないと
なかなか爆釣モードに突入しないかも。
これからシーズン最盛期、ウルメが多いだけに期待していいかも?
本日の釣果 マダイ サワラ ブリ など